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ネオクラシックイタリアンカー:2

ちょっと旧めのクルマ、人呼んでネオクラシック~その続編

 注:このコーナーは10余年前に当社ウェブサイトを立ち上げた当初からアップしていた「ネオ旧車の喜び」 の続編として「平成大不況」の真っ只中に記述された 「続・ネオ旧車の喜び」を改題し、若干の改稿を施したものです。やはりその内容は現在 の視点から見ますとメチャクチャ旧い(笑:こればっか)です。又、現時点での各車がおかれる中古車市場においての存在感や購買者側の価値感からは大きく乖離していると思います。 しかしながら、「全国のお客様に(マセラティに限らず)何としてもマイナーイタリアンカーの面白さを知って頂きたい」という創業時からの当社の気合をご理解頂くために、 拙文恥ずかしながらあえて引き続き閲覧して頂くことができるようにいたしました。クルマ雑誌の古本を読むつもりで御読みくだされば有難いです。では、どうぞ。


 変態グルマ愛好家の皆様、お久しゅうございます(ミョーにシオらしい・・・)。
80年代後半から90年代前半位のちょっと旧めのクルマを少ない予算で愛でるよろこびについてお話をさせていただくこのコーナーなんですが、ホントーにいよいよこのテの クルマにキョーミをしめすお客さんの層が薄ーくなってきているのを肌身で感じる今日この頃なんで、文章書くのに気合が入らないなあ・・・。それというのも、近頃じゃ 「マイクロ・デポはマセラティ専門の敷居が高そうな店」というイメージがますます定着しちゃってるみたいで、「みんなで上物の変態グルマを発掘しよう!」という、 いきおいのある方がちっともおみえになってくれないのが寂しいんです(泣)。

 このテのクルマは、なんといっても価格が手頃なのが魅力であると、前回書きましたが、それと同時に考えていただきたいのが、「不人気な上に、ボロいのも多い(笑泣)」から 価格も当然安いのが多いわけで・・・。うー、つまりなにが云いたいかというと・・・。あー、これでどうでしょう!つまり「モノが安い」のには2通りあって、ひとつは「絶対的価格として安い」 ということで、これは単純明快に「チープ」であるという意味です。もひとつは、「相対的に安い(もしくは安く感じられる・あるいは支払った代価以上の価値を感じられる)」という意味で、 いわゆる「リーズナブル」ってやつですね。

 ちょいと旧めのクルマは、「キチンと」したものを「きれいに」乗ってこそ、「分かってるヒト」からは「粋」ダナと認めてもらえますが、あんまり「ボロ(笑)い」と本当に 「あの人ビンボーなのね・・・」てなことにいよいよなっちゃいます(泣)。

 で、こんな風に書いてくると、「おフランスでは、クルマは庶民のゲタなんだからボコボコでいいの!」なんてなセリフもどこからか聞こえてきそうですが、わたしゃソレもわかってあえて 書いてるの(笑)!近頃では、「パリ市内名物」の前後のクルマにバンパーをぶつけながらすきまを作って脱出する例の縦列駐車法もほとんど廃れ、やるヒト少ないです。ありゃ、やっぱり 「シトロエン2CV」とか「ルノー4」あるいは、「シトロエンディアーヌ」とか「アミ」とか「ドーフィン」とか「シムカアロンド」とか・・・(段々分かりにくくなってる)・・・とにかく そういうヤツらがやってたからカッコウよかったんであって、現在我々があいもかわらずイメージしているフランスの風物詩は「絵葉書の中のパリ」なんで、幻想なんです。

 話が大きくソレちゃいましたが、ここんとこの大不況により「わかっちゃいるけどチープシックに・・・」のヒトは非常に大勢いらっしゃると思います。しかし、単純明快に「チープ」なクルマは、 単純明快かつあっけなく「ボロ(笑)い」わけで、「チープ」なクルマ

  • マセラティ3200GT(マセラティ3200GT)
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  • マイクロ・デポ株式会社 マセラティと旧車の専門店 〒179-0071 東京都練馬区旭町1-41-16 TEL:03-5968-4717 FAX:03-5968-4718

を、「リーズナブル」なクルマのレベルにもっていくには、はじめから「リーズナブル」な質のクルマを買ったほうが早かった、 というくらいにお金と時間がかかるものです。で、「ホントーにカネはないけど、くだらないクルマ(笑)に乗りたいぞー」という方は、本当に頭がさがるほど、涙がでるほど努力しているものなのです。 最近はネット上でも、様々なクルマの「オーナー」さん方によるサイトが本当に充実しておりまして、そういった「苦労話」や「トラブル日誌」は、これからそのクルマ達のオーナーを夢見るあなたの 強力な助け舟になり得ます。昔はちょっと変わったクルマに関わったら最後、まず資料集めに古本屋めぐりからやったもんです。イイ時代になったもんです。

 ともあれ、「チープ」なクルマも、「リーズナブル」なクルマも、それがこのコーナーでとりあげているような「変態グルマ」である以上、オーナーの努力や愛情は不可欠でして、それがうっとおしい方は、 国産T社の新車を買うしかないでしょう!(こんなことバッカシ云ってるから、クルマが売れないの!)・・・もっとも、このサイトを見ているあなたは「国産T車」にまったく魅力を感じていないから、 こんな番外地(泣)のサイトにたどりついちゃったんでしょうから・・・。

 今回は愚痴っぽーい前説になりました。以下またもや「そんじょそこらの人にはわけがわからないクルマ」を「あげつらって(笑)」楽しんで参りたいと思います。 ちょっと今回は新しめのクルマを集めてみました。


出品番号1:フィアットバルケッタ
 めちゃめちゃ新しめですが、ここ5年のイタ車中では一押し。
こんなに不人気になるとは、想像もできなかったですな。まあ、このオープンカーというカテゴリー自体 日本ではマイナーな存在なので、新車の価格やサービス網なんかを考えると「やっぱロードスター(マ ツダ)でしょう」てな話になっちゃうのかなあ・・・。あと、日本の「自称走り屋」さん方には根強いFR神話 (スポーツモデルはフロントエンジン・リアドライブに限るといったこだわり)が蔓延しているため、FF(フ ロントエンジン・フロントドライブ)の当バルケッタは嫌われてるのかもしれません。だけどなあ、アルファ 145とか155とかはFFなのにバカ売れしたもんなー。フィアットブランドのネームバリューが弱いのか しら・・・(アルファロメオの親会社なのに)。まあ、往年のフィアットX1/9とか124スパイダー、もっと 旧くは850スパイダー(好きだなあコレ)などと比べると、突出した点が薄い点は否めませんが、そりゃ ほかのメイクも同じこと。現在の洗練され過ぎのクルマ達の中にあって、そこそこアクの強さも残ってる ので、結構力作だとはおもいますが・・・。ボディの工作等は高水準ですし、コレといった致命的弱点も ありません。ゲタになっちゃうイタリアンスパイダーとしては、その中古車価格帯の安さをみてるとおす すすめとしか云いようがありません。チャレンジしてみてはいかがでしょう。真冬に屋根かっとばして、 西湘バイパスとか、湾岸線とかをイミもなく走っていって、行き当たりばったりでうまい食い物屋に入る とか、そんな使い方をすると本当に「手に入れてよかった」と思えるでしょう。イタリアのスパイダー(オー プンモデル)とはそういうもんです。「粋(いき)」。こいつがキーワードですね。ちなみにうまい食い物屋 で食べるもんは「ざるそば」、「素うどん」、スパゲティなら「アリオ・エリオ・エ・ペペロンチーノ」(あー、 あの一番アッサリしてるヤツね)に決まっていますので(なんでじゃー)、ヨ・ロ・シ・ク(死語:大爆発)! ああ、そうそう。「フロントウインドーに勝手にヒビががはいる」とか、「幌にすぐ穴があく」とか、「各部の 樹脂パーツは相変わらず劣化が早い」とかの「お約束」が・・・。・・・結構ダメなんじゃん(ううっ、自爆!)


出品番号2:フィアットクーペフィアット
 あー、ややこし!このクルマは「フィアット社」のお届けする、「クーペフィアット」という名前のクルマです。 このネーミングは、ある意味フィアット社のすごい自信のあらわれなんです。まあ、「THEクーペ」みたい なつもりなんでしょうね。「フィアットが作るクーペは、かくあるべし」みたいな・・・。 まあ、本社側の思惑や意気込みはともかくとして、この日本ではメデタク「不人気車の殿堂入り」をはた されました(ここで、まばらな拍手:パチパチパチ)。今から思うと新車で発売された当時に、この私が不覚 にも「ひさびさにカッチョいい新型のイタ車」と思ったクルマですから、「売れない」のはあたりまえ(笑)。 それでも私はいうぞ。「このクルマはカッチョいい」と・・・。もはや走りの味がどうの、メンテナンス性がこう のと論ずることすらナンセンス。このややこしいイタリアンデザインアートの塊みたいなもんが、中古車市場 では100万円代の店頭価格でゴロゴロ売りにでているわけですから、新車で買って手放してくれた方々 には、本当に尊敬の念と憐憫の情をささげます。「ホントーに悪りーね。ホントーにスマねいね。(笑)」と。 いやー、オブジェとしてもいいですな。緑の芝生の上に佇(たたず)むジアッラ(イエロー)のクーペ。ちょっと割の良いバイトにありついてる美大生あたりに「小粋」に乗り回してほしいなあ。どノーマルで。


ここで、一服ランチアのはなし・・・
 えー、前回のこのコーナーでお話した、「デルタ以外の不人気ランチア軍団」の面々はその後ほぼ「絶滅」 いたしました(爆)!その後にでてきた「イプシロン(Y10の後継機)」や「カッパ(テーマの後継機)」及び 「リブラ(デドラの後継機)」などは、正規ディーラーが存在しないこともあり、流通量が極少なので、とりあ げようもない有様です。が、ヘソが曲がりに曲がっている「それでも欲しいあなた」のためには、お探しいた します。お気軽にどうぞ・・・ってフォローになってないぞ!(自己ツッコミ)


出品番号3:ランチアデルタインテグラーレ8V及び16V
 このコーナーの趣旨からいうと、メチャクチャ意外な人選(車選?)ですが、昨今の中古車価格の落ち着きを 考えますと、コレもようやく「アリ」かな、と。数年前まではバリバリの超人気車種でしたが、もはや嵐のよう なブームもおちついて、買いやすい価格帯にゴロゴロでてきました。このクルマの場合、はっきりいって、 「バカ安車」は「クズ」です。いわゆる「部品取り」にもならないようなものもあります。「元人気車」の宿命で すね。いま、まだまだ中途半端に高価な価格帯を「訳もなく」維持しているエボリューション系ははっきりと避 けましょう。それが買えるなら「マセラティギブリ」や「クワトロポルテ」にしましょう(ぜんぜん価値が違う)! 少なくとも当店では、その信頼性や維持コストは同等と思います。なら、「マセラティ」でしょ・・・(クドい)。 ここで「エボ系」でないデルタをやっとお勧めできるようになったのは「リーズナブル」になったからなんです。 本当に「今デルタがほしい方」、ぜひとも挑戦してみてくださいな。但し、「チープ」には乗れないクルマです。 あくまでも「リーズナブル」でいきましょう。


・・・というわけで続篇はとりあえずおわりですが、続々篇も乞うご期待!(いつになることやら・・・泣)

もう一度、ネオクラシックイタリアンカーの世界:1に戻って読む


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