Last update:2010.05.10
マイクロ・デポでは、このたび新たに委託販売業務を開始することにいたしました。 昨今の中古車市況は、現今の社会情勢を反映して到底活発なものとは云い難く、 特に世の中から特別視されているマセラティやフェラーリなどの売却には、皆さんアタマの痛いことと存じ上げます。従来、個人の努力でクルマを売却する場合、各種自動車雑誌 の個人売買欄の利用、エンスーの杜さんなどの個人売買サイトの利用、近年ポピュラーなのはYahoo!オークションなどポータルサイトへの出品、根性のある(笑)方になりますと、 自らのクルマを売るためだけの目的で専用のホームページやブログをわざわざ作成して公開していたりします。 ご自身の愛車を一円でも高く売りたいのであれば、八方手を尽くしてこういった努力をするのが本来のスジなのだろうと思いますが、こんなことが出来る、情熱とヒマのある方は あんまりいない(いたりして:笑)ような気がします。
旧いクルマを中心に扱う当社といたしましても、この問題にはアタマを悩ますところでありますが、何かお手伝いすることができないかと思いまして、委託販売業務をやってみよう と決断いたしました。委託販売の実施にあたっては、クリアしなければならない数々の要素がございます。言い換えれば、売却をしたい委託側のお客様とそのクルマを受託する当社、 販売先の当社顧客の三者間における、条件の設定、それぞれの責任の範囲の確定などのすり合わせが必要になるということです。
委託販売の場合、クルマを手ばなされる委託者方は、単純に買取店に売却するよりも、より多くの手取り売却金額を目指したいものでしょう。一方、当社には車輌をお預かりしている間の 管理責任が問われましょうし、それを担保するには相応のコストと手間、そして気遣いもまた掛かります。広告コストや負担や車輌写真撮影のために「洗ったり、磨いたり、掃除をしたり」 の手間もあります。さらにそのもう一方で、ご購入を検討する側のお客様は「マイクロ・デポの看板」を見て御来店されるわけですから、当然のように「マイクロ・デポの超絶仕上げ」 を期待していることでしょう。これを達成するためには、当社には更なるコスト負担と手間、また商品化作業が長期に亘るのであれば、車輌定置場のコストまでもが重く降りかかってくることでしょう。
そういったわけで、委託販売という方式は、当店のような形態の自動車屋にとっては商売上のウマ味がほとんどないんです。ですから、企業としての体力のない時期は、むしろ実行できなかったのです。 「いやいや、仕入れに一円も使わずに、いわばヒトのフンドシで相撲がとれるんだから、オイシイんじゃないのー?実際」といった声も聞こえてきそうですね。
確かに上記の不確定要素やあらゆるリスクがすべて無く、さらに「右から左に売れる」人気車種ばかりが集まるものと前提すれば、素晴らしく「オイシイ話」なんでしょうけれどもね。 実際にはこの世知辛い世の中、そんなに甘くはありません。で、後顧の憂いが無きように委託販売業務の本格実施にあたっては、こんな規定を作成いたしました。当店を使って委託販売で売りたい方も、 その委託販売車を賢く購入したい方も、当方のガラにも無く非常にややこしく硬い文言ですが(実際書いてる途中でイヤんなった:笑)、ぜひ一読して頂きたいと思います。当社はこのサービスの実施によって、 「形骸的エコムーブメント」の嵐が吹き荒れる中、実際に心おだやかではなくなってきている心ある自動車愛好家同士の誠意と信頼を集めたいと思っております。皆さんのご利用を御待ち申し上げております。
